4.えっ、公募初日に決まり!?早過ぎじゃない!?

訳あって購入してテンポラリーに数年住んだ後、元の中野の自宅に戻るため、ユニ○○○落合を賃貸に出す事と しました。2015年の1月の事です。3月の引越しに合わせ、早めの募集をかける事にしたのです。集金代行を任 せるつもりの不動産屋さんと相談して家賃を決めたのですが、早急に決まる事を前提にした価格幅を提示され、私は その真ん中の額に設定してしまったのです。

幸いユニ○○○落合は多少古いとはいえ、2011年に大規模リノベーションを行っており、キッチン周り、洗面所 なども新しくなっており、かつ部屋の中は白を基調に大変綺麗になっていました。なので、表面の各数字より、実際 見てもらえれば気に入ってもらえる自信はあったのです。が、まさか、募集翌日に決まるとは・・・。福岡から転勤 との事で見にこられた方があっと内覧直後に即決です。まあ、こちらも嬉しい悲鳴です。

これは管理を任せた不動産会社のパワーと、紹介に半月分の支払いを付けたおかげかもしれません。紹介で福岡の 会社が動いてくれた様です。そして何より入居者様が良い方で、誤送された郵便物をわざわざこちらに転送してくれ たりと普通では考えられない対応に感謝感激でした。こうしてこの時はほぼ満足に事が進んだ訳です。

が、それから数ヶ月経ち状況が変わります。ここはローンがある物件で、売却してローン完済と言う事も視野に入れ 始めたのです。試しに一括査定見積もりを出してみたところ、予想外の高値が付いて来たのです。東急リバブルさん がその中でも一番高値の査定額で、かつ自分が住んだところなので売却益が出ても3000万円控除が効く事が判り ました。そうなると一揆に売却の方向となりました。

が、そこからが長く、意外にその価格ではなかなか売れないと言う事態となり、さらに仲介の会社を増やしました。 専任から一般の媒介に変えた訳です。入居者の方がいるので対象は投資家さんに決まってしまいます。もし空であれ ば自分が住む家を探す方も対象になりますが、この場合は投資家さん相手、つまりは表面利回りが全てとなってしま うのです。マンションの外観を見たり内覧してみて綺麗かどうかなどの判断より、表面利回りが圧倒的に優先される のです。

そなると前述の家賃の額が物を言う訳です。1000円でも3000円でも高ければ高い程掛ける12月分で効いて 来る訳です。何社かに言われました、ここならもう少し家賃が高めでも良かったですね、と・・・。なるほど、後々 響いて来る訳ね。購入の方は数々こなして来たのですが、売却は初めてでこの様な事を学びました。まっ、実際は それから1年で2物件も売る事態になったのですけどね・・・。

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